スタッフコラム

2024.10.31

中古物件何月から探す?買うならいつ?ライフステージ別おすすめ時期と注意点

中古物件購入を検討しているみなさん、いつから探し始めたらいいのでしょうか。
不動産市場には、物件探しに適した時期とそうでない時期があります。
物件数や価格交渉のしやすさなど、時期によって大きく変わってくるので、自身のライフステージに合わせて最適なタイミングを見つけることが重要です。
この記事では、中古物件購入のベストタイミングについて、ライフステージ別に解説します。

 

中古物件探しは何月から始めるのがベスト?

1:ハイシーズン:物件数が多い時期

不動産業界では、一般的に1月~3月頃がハイシーズンと言われています。
これは、4月からの新生活に向けて、進学や就職、転職などで引っ越しを検討する人が増えるためです。
特に中古物件の場合、売主が個人であるケースが多く、4月までに売却したいという人が多いため、物件数が増加する傾向があります。
そのため、選択肢が増え、理想の物件と出会える可能性が高まります。
しかし、ハイシーズンは物件探しをする人が多いため、競争が激しく、希望する物件を見つけたら素早い行動が求められます。
また、価格交渉が難しい場合もある点は、事前に理解しておく必要があります。

2:オフシーズン:価格交渉がしやすい時期

ハイシーズンを過ぎた4月以降から12月頃までは、オフシーズンと呼ばれます。
オフシーズンは、ハイシーズンに比べて物件数は減りますが、競争が少なくなり、じっくりと物件を探せるというメリットがあります。
また、需要が減るため、売主が価格交渉に応じやすい傾向があります。
特に、4月~5月頃、8月頃は、市場が比較的落ち着く時期と言われています。
ただし、オフシーズンは物件数が少ないため、希望する条件の物件が見つからない可能性もあります。

 

ライフステージ別に考える!中古住宅購入のタイミング

1:結婚

結婚は、人生における大きな転換期であり、多くのカップルが住まいについて真剣に考えるタイミングです。
結婚してすぐなら、仕事や家事の負担も少なく、物件探しに時間を割きやすいでしょう。
また、20代〜30代のうちに住宅ローンの返済を始めておけば、定年までに完済できる可能性が高まります。

2:出産

出産は、家族構成の変化を伴う大きなイベントです。
子どもが生まれることを考えると、広くて快適な住まいが必要になる場合があります。
中古住宅であれば、子どもの成長に合わせて間取りや内装をリフォームしやすいので、長く住み続けられます。
また、新築に比べて価格が抑えられるため、子育て資金を節約できます。

3:子どもの入園・入学

子どもの入園・入学は、生活圏の見直しを検討するきっかけになる場合があります。
例えば、子どもの通学に便利な場所に引っ越したいと考える親御さんもいるでしょう。
中古住宅であれば、新築物件よりも選択肢が多く、子どもの通学に便利な場所に物件を見つけやすいでしょう。
また、教育環境の良いエリアに絞って探せるのもメリットです。

4:老後

老後は、住まいのバリアフリー化や医療機関へのアクセスなどを考慮する必要があるため、住居環境を見直す時期です。
中古住宅であれば、バリアフリー化や介護設備の設置など、老後の生活に合わせたリフォームがしやすいです。
また、介護が必要になった場合でも、自宅で介護を受けられるよう、工夫しやすい点がメリットです。

 

 

まとめ

中古物件購入のタイミングは、ライフステージによって大きく異なります。
ハイシーズンは物件数が多い反面、競争が激しく、オフシーズンは物件数が少ないものの価格交渉がしやすいというように、それぞれの時期にはメリット・デメリットがあります。
自身のライフステージに合わせて、最適な時期を見極め、余裕を持って物件探しを進めましょう。