スタッフコラム

2024.10.18

中古住宅築何年まで住める?寿命や構造・状態による違いを解説

中古住宅を購入検討されているみなさん、築年数が気になる方も多いのではないでしょうか。
築年数が経てば経つほど価格は安くなる一方、いつまで住めるのか不安ですよね。
この記事では、中古住宅の寿命に関する知識、構造や状態による違い、適切なメンテナンスの重要性について解説します。
安心して中古住宅を購入できるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

中古住宅の寿命とは?築何年まで住めるの?

中古住宅の寿命は、築年数だけでなく、構造や状態によっても大きく異なるものです。

1:日本の住宅の平均寿命

国土交通省のデータによると、日本の住宅の平均寿命は約30年といわれています。
しかし、この数字は建て替えられる住宅が多いというだけで、30年で住めなくなるわけではありません。

2:構造による違い

木造住宅の寿命は、約30〜80年程度ですが、鉄筋コンクリート構造であれば約40~90年程度とされています。
また、欧米ではレンガ造りの住宅が多く、適切なメンテナンスを行えば100年以上持つと言われています。

3:状態による違い

住宅の寿命は、設計や素材はもちろんのこと、所有者がどのように扱ってきたかによっても大きく影響します。
丁寧に扱われ、傷んだ部分をすぐに修繕してきた家は、年月を重ねても長く住み続けられるでしょう。

 

中古住宅購入の注意点

中古住宅を購入する際には、建物の現状をしっかりと確認し、必要な修繕費用を考慮した上で予算を立てることが大切です。

1:建物の現状確認

中古住宅を購入する際には、必ず建物の現状をしっかりと確認しましょう。
目視では確認できない部分も多いので、専門業者によるホームインスペクションを利用することをおすすめします。

2:契約不適合責任

契約不適合責任とは、売主が物件の瑕疵に対して負う責任のことです。
売主は、買主が契約内容と異なる物件を購入した場合、補修や代金減額などの責任を負うことになります。

3:予算に余裕を持たせる

中古住宅購入には、物件価格以外にも、仲介手数料や登録免許税などの諸費用がかかります。
また、修繕費用やリフォーム費用なども必要となる場合があるので、予算に余裕を持たせておくことが大切です。

 

 

まとめ

中古住宅の寿命は、築年数だけでなく、構造や状態によって大きく異なります。
適切なメンテナンスを行えば、築年数が経過していても長く住み続けられます。
中古住宅を購入する際には、建物の現状をしっかりと確認し、必要な修繕費用などを考慮した上で予算を立てましょう。
契約不適合責任についても理解しておけば、安心して中古住宅を購入できます。