スタッフコラム

2024.08.25

築浅の中古住宅で失敗しないための注意点!失敗事例から学ぶ賢い選び方

中古住宅を購入検討しているけど、築浅物件の選び方が不安、そんなあなたへ。
築浅の中古住宅は、新築よりも安く手に入る魅力的な選択肢ですが、失敗のリスクも潜んでいます。
この記事では、築浅中古住宅購入における失敗例を具体的に解説することで、安心して理想の物件を見つけられるようにサポートします。

 

築浅の中古住宅で失敗しやすい5つのポイント

1:新築時からの欠陥

築浅の中古住宅の失敗例として、新築時から存在していた欠陥が挙げられます。
建築時の施工ミスによって、目に見えない欠陥が発生することがあります。
最初の所有者が気が付かずに売りに出されているケースもあり、注意が必要です。

2:キクイムシ被害

築浅住宅でも、キクイムシ被害が発生する可能性があります。
キクイムシは、広葉樹合板を好むため、一部のハウスメーカーで広葉樹合板が使われている物件では、被害が発生しやすいです。
キクイムシ被害は、床や窓枠などの木部に小さな穴や木くずがあれば確認できます。

3:カビや腐食

築浅物件でも、カビや腐食が発生することがあります。
換気システムが適切に機能していないと、湿気が溜まりやすく、カビや腐食が発生しやすくなります。
特に、第3種換気システムを採用している物件は、住宅の気密性が低い場合があり、注意が必要です。

4:空き家の期間が長い

築浅物件でも、空き家の期間が長い場合は、劣化が進む可能性があります。
特に、換気システムが作動していない場合は、湿気やカビが発生しやすくなります。

5:違法建築

築浅物件でも、違法建築である可能性があります。
違法建築は、建築基準法に違反しているため、住宅ローンなどの融資が受けられない場合があります。

 

築浅中古住宅のメリット

築浅中古住宅は、新築と比べて価格が安く、内装リフォーム費用も抑えられるなどのメリットがあります。

1:耐久性が高い

築浅住宅は、新築と比べて耐久性が高いです。
外壁の劣化や基礎のひび割れなどが生じている可能性は低いため、安心して長く住むことができます。

2:内装リフォーム費用が抑えられる

築浅住宅は、新築と比べて内装リフォーム費用が抑えられます。
築浅物件は見た目がきれいな状態であることが多く、すぐにリフォームが必要になるケースは少ないです。

3:耐震基準が高い

築浅住宅は、新築と比べて耐震基準が高いです。
現行の基準で建築された住宅は、築年数が経過した住宅よりも耐震性が高いため、大きな地震が来ても耐えられる可能性が高いでしょう。

4:新築よりも安く買える

築浅住宅は、新築物件よりも安く買えるのが一般的です。
また、築20年以内であれば住宅ローン控除を受けられるため、コストを抑えながら住宅を購入できます。

 

 

まとめ

築浅中古住宅は、新築よりも安く手に入る魅力的な選択肢ですが、新築時からの欠陥、キクイムシ被害、カビや腐食、空き家の期間が長い、違法建築などのリスクがあることを理解しておく必要があります。
しかし、築浅中古住宅は耐久性が高く、内装リフォーム費用も抑えられ、耐震基準も高いなど、多くのメリットがあります。
安心して築浅中古住宅を購入するためには、物件をしっかりと確認し、信頼できる不動産会社に相談することが大切です。