スタッフコラム

2024.02.09

中古住宅購入時の諸費用って何がある?費用を抑えるポイントもご紹介!

中古住宅の購入は、多くの人にとって一生の大きな決断です。
特に初心者にとって、物件価格以外の諸費用は意外と見落としがちなポイントです。
そこで、この記事では中古住宅購入時に発生する諸費用と、これらをいかにして節約できるかについて、具体的なアドバイスを提供します。

 

中古住宅購入時の諸費用とは?

中古住宅を購入する際、単に物件価格のみならず、多くの追加費用が発生します。
これらを把握することは、購入計画を立てるうえで非常に重要です。
以下に主な諸費用を説明します。

1:印紙税

契約書には印紙が必要で、これは契約価格によって金額が異なります。
契約価格が異なると印紙税も変動します。

2:不動産取得税

不動産を新たに取得した際に一度だけ課税される税金で、その金額は固定資産税評価額の4パーセントが目安となります。
特に、2024年3月31日までの軽減措置が適用されるケースもあるため、前もってチェックしておくことが重要です。

3:登録免許税

不動産の所有権を登記する際にかかる税金で、登記の種類により税率が異なります。
例えば、固定資産税評価額の0.4~2パーセントが一般的な目安です。

*その他の費用

司法書士による登記の手続き費用、住宅ローンを利用する際の抵当権設定登記費用、物件の所有に伴う固定資産税や都市計画税、そして仲介手数料なども計画に含める必要があります。
これらの費用は個々の物件や契約内容によって異なり、事前の確認が不可欠です。

住宅購入の諸費用を節約する方法

中古住宅購入にかかる諸費用を抑えるための方法は多岐にわたります。
以下では、特に効果的な節約ポイントを紹介します。

1:住宅ローンの選び方

住宅ローンに関わる諸費用は、金融機関によって大きな差があります。
事務手数料、保証料、団信保険料などを慎重に比較し、総合的な費用が最も低いローンを選択することが賢明です。

2:仲介手数料の節約

仲介手数料は、物件の売買に不動産会社が関与する場合に発生します。

しかし、売主から直接物件を購入する場合には、この手数料が不要になることもあります。
そのため、売主直接の取引を検討することで、仲介手数料を節約できる可能性が高まります。

3:火災保険・地震保険の選定

保険料は、保険の内容によって大きく異なります。
不要な補償を省く、複数の保険会社を比較して最適なものを選択する、契約期間を長く設定することで、保険料を大幅に節約できる場合があります。

*引越し費用の抑制

引越し費用は、見積もりの比較、時期の調整、不要品の事前処分、自分での荷造りなどによって抑えられます。
特に、引越し会社は多数存在するため、複数社から見積もりを取り、最も経済的な会社を選ぶことが重要です。

 

 

まとめ

中古住宅購入時には、物件価格以外にも多くの諸費用が発生しますが、これらの費用を事前に把握し、適切に対応することで、節約することが可能です。
本記事で紹介したポイントを参考にして、無理のない住宅購入計画を立てましょう。