スタッフコラム

2024.01.17

築16年の中古戸建ての価値はどのくらいある?

中古住宅は、新築住宅よりも費用が抑えられて大変魅力的です。

しかし、住宅が持つ価値について疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、築16年の中古戸建住宅の価値について紹介していきます。
この記事を読んで、これからの住まい選びの参考にしてみてください。

 

築16年の中古戸建ての実際の価値とは?

築年数が進む中で、中古戸建ての価値はどのように変化するのでしょうか。
以下では、具体的な例を基に解説していきます。

 

*価値の減少具合

築16年戸建て住宅の価格に関する一例を紹介します。
新築時の建物価格が約2,138万円であったのに対し、売却時は940万円でした。
この事例は、築16年で約56%の価値減少を示しています。

 

*経年変化への対応

経年変化による色焼けやヒビは避けられませんが、愛着を持って丁寧に暮らされていた家では、その価値は保持されます。
これは、適切なメンテナンスが中古戸建ての価値を保つ上で重要な要素であることを示唆しています。

 

*価値の再定義

一般的に築20年で価値がなくなるとされる木造戸建てですが、一概にそう言えるものではありません。
前に暮らされていた方の住み方や周辺の環境によっても価値というのは大きく異なってきます。
単に築年数だけでなく、物件の状態や地域の市場価値を考慮する必要があります。

 

築年数が中古戸建て価格に与える影響

ここでは、一般的な築年数と中古戸建ての価格の関係を見ていきます。
前項でも紹介したように、価格は物件の状態によって大きく異なるため、目安として考えておきましょう。

 

1:戸建て住宅と築年数の関係について

一般に、戸建て住宅は築年数が進むにつれ価格が減少します。
例えば、築2年で価格が9割、築10年で5割と急激に下がります。
これは、建築部分の価値が減少することによるもので、土地価格は別途考慮が必要です。

 

2:戸建てとマンションの違い

戸建てとマンションでは、価値減少のスピードに違いがあります。
木造の戸建ては急激に価格が下がりますが、鉄筋コンクリート造のマンションは価格の下落が緩やかです。
住宅購入の際は、この点を考慮することが重要です。

 

 

まとめ

築16年の中古戸建ての価値は、一般的な認識と異なる場合があります。
重要なのは、物件の状態や市場動向をしっかりと分析し、購入の決定を下すことです。
すべての物件が同じように価値が減少していくものではないことをしっかりと頭に入れて置き、自分に合った物件を見つけていきましょう。